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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2

日記を書くぞ。

毎日があまりにも飛ぶように過ぎていってしまうので、「日記を書こう!」と数日前から思っていました。でも、なかなか日記に割く時間がなくて、後回しになっていました。これではいけない。無理にでも書かなくては。一日5分!と思ってます。

今日は午前中は本当は納税証明カード(?)を作ってもらいに行ったり、学生証を作ってもらいに行ったりしなければいけなかったんだけど、授業準備に時間を取られ、結局12時半の授業に間に合うぎりぎりの時間まで家でお仕事。

最初は3年生への『講読』の授業。今年は『優しい日本語』(清ルミ著、太陽出版)を読んでいます。自分が上手にハンガリー語に訳せないときがよくあって、どんどん声が小さくなっていってしまう。うーむ。

そのあとの1時間の休み時間もバタバタ用事をしてあっという間に終わり、次のクラスはまた3年生。通訳練習もどきのようなことをしています。今日の課題は「道で困っている日本人に声をかけ、交番に連れて行き、警察官との間に立って通訳する」というもので、3人グループでそれぞれ日本人、通訳、警察官を演じてもらいました。学生にやってもらうとやっぱりおもしろい。みんな最初から最後まで爆笑です。困るのは私が自分のコメントに自信がないこと。日本語の、間違えやすい細かいミスを直していくのですが(「に」と「で」の違いとか、「ぜひ」の使い方とか、「はずがない」と「はずじゃない」とか)、何しろその場その場で直すので、とっさに例文が浮かんでこなかったり。結局どのグループのあとでも、「う~ん、上手ですねぇ」と言ってしまったり。(本当に上手だと思っているのですが、どのグループにも言ってしまってはだめですよね。)せっかくみんなが楽しくやってくれているんだから、もっと教師として役に立てたらなぁ、と思います。
うちの学生は頭がいいから、ときどき自分がすごくどんくさく思えてきます。昔テレビで見た、「人間は、あまりに難しい問題に直面したときは、脳が放棄してしまい、血が行かなくなってしまっている」という映像をよく思い出してしまいます(泣)。

知り合いから、CMで主人公を演じてくれる日本人女性を探している、という話があり、お金も良さそうだしミーハーなので、つい快諾してしまいました。それで今日はその面接に行く話だったのですが、向かう途中、いろいろなことを考え、結局キャンセルしてしまいました。ドタキャンは大反省。でも、これでよかったんだと思います。今はやりたいことがあって、それはテレビに出ることではない。そういうことが、時間はかかったけど自分の中でわかって、よかったです。
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by pitypang2 | 2010-09-21 02:47 | 日常生活のこと | Comments(0)