Ballagás
2013年 05月 12日
先週末はショプロンに行ってきました。
くん様の弟のバッラガーシュ(Ballagás)があったので。
一般的なバッラガーシュというのは、
ハンガリーで作られた日本語教科書によると
「ハンガリーの卒業式です。卒業生たちは、小さなかばんにポガーチャというパンと塩と土を入れて、学校の中を並んで歩きます。学校にさようならを言うんです。そして、11年生は学校の中を花できれいに飾ります。」(「できる1」155ページより抜粋)
というもの。
くん様の兄弟がみんな卒業した高校では、
このバッラガーシュがちょっと特別なのです。
まず、セレモニーは森の中にある泉を囲んで始まります。
一通り校長先生やら卒業生やらのスピーチが終わると、
卒業生たちに泉の水が配られます。
みんなが行ってしまった後、こらえきれずに泉に駆け下りて
味見をしてみる、くん姉の彼氏。
私も下りていって飲んでみました。
きんと冷えて、おいしかった!
やっぱり天然水はいいなぁ。
・・・あれ。
( ̄▽ ̄;)!! 飲んじゃダメじゃん!
(どうやら卒業生たちも本当は市販の水を飲んでいたらしい。)
それからみんなで高校まで歩いていきます。
高校の中庭には八重桜のような花の花びらで
ピンクの絨毯が出来ていて、
日本の入学式のようでした。
450年以上も歴史のある高校なんですって。
ライラックできれいに飾りつけてありました。
帰ってからみんなでお昼ご飯。
親戚も遠くから来ていたし、
Ballagtatóといって、卒業生と一緒に歩く在校生の子も来ていたので、
大勢でにぎやかな食事でした。
終わってみたら、くんくんの弟が全国版のニュースに出ていたというオチ付き(笑)。
↓ これはそのビデオです。
hirado-bence-ballagっていうファイルをダウンロードすると見られます。
http://www.mediafire.com/download.php?ocid10c6h787sx3
最近のてくてく日誌はビデオ率が高いなっ。