Kisdobos
2014年 03月 13日
毎日のように「あ、これブログに書きたい」と思いながら
ただ日々が過ぎていってしまいました。
自分が実はビート・たけしの隠し子だったことが判明して
文字通り泣きながら目を覚ましたこととか。
(どうでもいいですね)
先日、ネットの古本屋さんにKisdobosがセットで出ていたので買いました。
1952年から1989年まで出版されていた6~10歳の子供向けの冊子です。
ハンガリーでは共産主義時代は
一般文学の世界にいられなくなった作家たちが児童文学に移ってきて
時にはくまちゃんうさちゃんに自分の本当の思いを忍ばせて綴ったような時代で、
そのころの児童文学は大変層が厚く質が高いと言われています。
レトロな絵だけでも十分楽しいけど、
時代背景を考えながら読むとさらに面白いです。
これとか妙にプロパガンダ的ではないですか?(笑)
読者の投稿イラスト。
RÉGENというのは「昔」という意味でMAというのは「今」という意味です。
「Törőcsik László(絵を書いた子の名前)は見たことだけではなく、
聞いたことも描いています」という編集部からのコメントも
なんだか検閲を意識しているように思えてなりません。
(単純に戦後と60年代とを比較すればこれくらいの差はあったでしょうから
私の考えすぎかもしれませんが、今までいろんな人に聞いた限りでは
やっぱりこの頃は「昔に比べて今は随分良くなったもんだ」と手放しで喜べる時代ではなくて
みんな政府におべっか使いながらも全て張りぼての世界だとわかっていたそうです。
そう考えるとやっぱり深読みしちゃう。)
つらい時代があったからこそ、今、
とてもいい児童文学がたくさん残されているということを考えると
なんだか複雑。
紙相撲的なうさぎさんたち。
あ、これ、卵を使っておうちを作るんですね!なるほど。
カラーコピーして、イースターに作ってみようかな?
紙相撲ウサギ、かわいいのかかわいくないのかちょっと微妙な顔のような気がしますが…。
目がね、「この勝負、負けてなるものか」って言ってますね。2匹とも。
そちらの気候はどうですか?
>かわいいのかかわいくないのかちょっと微妙な顔
本当にその通りですね(笑)
こちらはすっかり春めいてきて、日中はコートもほとんど要らなくなりましたが、夜はまだ少し冷え込みます。明後日からは20度ぐらいになると聞きました。アメリカはいかがですか。季節の変わり目、お体にお気をつけてくださいね。
突然ビートたけしに隠し子がいることが発覚、さらにそれが私だということがわかり、一躍、時の人となりました。別にビートたけしさんが嫌いなわけでは全然ないのですが、自分のルーツがひっくり返されたことにショックを受け、泣きじゃくりながら目を覚ましました。
本題も読んでください!