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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2

私にとって世界とは

私にとって世界とは_a0130093_6534393.jpg


私は一般向けの日本語講座でも1週間に1コマ持たせてもらっています。
そこの教科書で
「私にとって日本とは・・・」
「私にとってハンガリーとは・・・」
「私にとって言語とは・・・」
「私にとって友達とは・・・」
「私にとって世界とは・・・」
などなどを考える問題がありました。

そこで一人の女の子が

「私にとって世界とは、プレゼントです」

と言いました。

どういうこと?と聞いてみると、その子は
12月に生まれるはずが8月に生まれ、体重もたしか770gだったと言っていたか、
びっくりするほど早産で産まれてきてしまったのだそうです。

実はその子は、様々なことがほかの子達と同じようにスムーズにできないんだけど、
それが理由だったのかな、とわかりました。

そして、だからその子にとって世界とは、プレゼントなんだそうです。

すっごくすっごくすてきな言葉だな、と思いました。
私もそういう風に思って暮らしていきたいな。
世界は贈り物なのだと、
だから前提として素晴らしいものなのだと、
そして何があっても大事にするのだと。

(写真は誕生日に義兄とその彼女からもらったお花とチョコレート。)
Commented by どれみふぁ屋 at 2015-05-27 14:57 x
生きていられるだけで幸せだと思うべきなのに、自分などそれをついいつも忘れてしまうもんで、反省させられました。
Commented by pitypang2 at 2015-05-28 18:04
私も、まさに同じ思いで書きました ´-`
本当にそうですよね。
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by pitypang2 | 2015-05-25 07:28 | ひとりごと | Comments(2)