私にとって世界とは
2015年 05月 25日
私は一般向けの日本語講座でも1週間に1コマ持たせてもらっています。
そこの教科書で
「私にとって日本とは・・・」
「私にとってハンガリーとは・・・」
「私にとって言語とは・・・」
「私にとって友達とは・・・」
「私にとって世界とは・・・」
などなどを考える問題がありました。
そこで一人の女の子が
「私にとって世界とは、プレゼントです」
と言いました。
どういうこと?と聞いてみると、その子は
12月に生まれるはずが8月に生まれ、体重もたしか770gだったと言っていたか、
びっくりするほど早産で産まれてきてしまったのだそうです。
実はその子は、様々なことがほかの子達と同じようにスムーズにできないんだけど、
それが理由だったのかな、とわかりました。
そして、だからその子にとって世界とは、プレゼントなんだそうです。
すっごくすっごくすてきな言葉だな、と思いました。
私もそういう風に思って暮らしていきたいな。
世界は贈り物なのだと、
だから前提として素晴らしいものなのだと、
そして何があっても大事にするのだと。
(写真は誕生日に義兄とその彼女からもらったお花とチョコレート。)