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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2
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ブローディ・ベラさん

「こぶたのレーズン」のために御年87歳で表紙のイラストを描きおろしてくださった
人形作家ブローディ・ベラさんについての本が出版されました。
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ベラさんは普段はパリにお住まいなので、
私はお会いしたことがなかったのですが、
この本の編集をした方がご丁寧に
出版記念デモンストレーションに呼んでくださったので(!)
行ってきました。

会場は王宮の中にある、セーチェニ国立図書館の一部屋。
入ると、さほど大きくない会場は30人ほどの人でもう満員で、
半数ほどの人は後ろの方で立っていました。
私は緊張していましたが、
「こぶたのレーズン」の作者バーリント・アーグネシュの次女アンナがいて
すぐに声をかけてくれたので、ほっとしました。
彼女は用事ですぐ行かなくてはいけなかったので、
代わりにそこに座るように言ってくれて、それで私は
バーリント・アーグネシュの長女アーグネシュのとなりに座らせてもらいました。

始まりのあいさつはモーラ出版の社長さん(ヤニコフスキ・エーヴァの息子さん)で、
「マレーク・ベロニカは旦那さんとドイツに行っているので来られないけれども
どうかよろしく伝えてくれと言っていた」とのことでした。

この、私の中の著名人の大集合ぶりよ!
(このすごさが伝わるのって、日本人では私とほんの数名かもしれないけど)

ベラさんはもう90歳を過ぎたおばあちゃん。
でも、すごくしっかりしていらっしゃいました。
周りが気を使って大きい声でゆっくりしゃべるのに対し
はきはきと普通のスピードで「わかってるわよ、そんなこと」と返す感じ(笑)
とってもかわいいおばあちゃんでした。

やっと1対1でお話しする番が回ってきました。
か 「かずみです、Mazsolaを日本語に翻訳しました」
ベ 「ええ、すぐわかったわよ (←アジア人は私しかいなかった)」
か 「これ、プレゼントです。日本のお菓子。
  あと、これはあげられないんだけど、見せたくて持ってきました。
  友達が作ってくれたんです。」
ベ 「ええっ、何それ!」
か 「あっ、Mazsolaです (←もう目があまり見えないのかと思った)」
ベ 「わかってるわよ、そんなこと!あなたの友達が作ったの!?本当に!?すごいじゃない!」

と、こんな具合。全然お年を感じさせません。周りがたじたじするくらい(笑)
パリに遊びにおいで、と言ってくれました。本気にしちゃうぞ。

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サインしていただきました (*´ω`*)
「カドゥミ」になってるけど、それもまたよし。

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ちゃんと載ってる (´艸`*)


http://mno.hu/grund/90-eves-mazsola-figurajanak-megteremtoje-1252866
この写真の左に写っているのがブローディ・ベラ、
右に写っているのがバーリント・アーグネシュ、
真ん中はこぶたのレーズンです。
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Commented by どれみふぁや at 2016-11-05 23:29 x
よかったな、おめでとう。これはうれしいだろうね
Commented by pitypang2 at 2016-11-06 18:08
そうなんですよー、本文中にも書きましたけど、私の中ではものすごくゴージャスなメンバーがそろっていて、すごく貴重な本に載せてもらって… なかなか人にわかってもらえないのがもどかしいです(笑) (私に対してプロ野球選手のサインを見せるようなものですね)
by pitypang2 | 2016-10-03 04:26 | 子どもの本のこと | Comments(2)