またご無沙汰してしまいました。
学期が終わってだいぶ暇にはなったのですが
今度はそんなに書くことがないっていう。笑
最近撮った写真は、まず、上の、近所の教会の写真。
そして、これはなかなかすごい。
通勤途中にある空き地と長い間放置されていた建物が
毎日少しずつ、とってもきれいに改装されて、
「何になるんだろう」とわくわくしていたら、
19世紀末~20世紀初頭ぐらいの雰囲気の看板がついて(FREILICHって書いてあるところ)、
わざとちょっと汚されて…
映画の撮影が始まったのです。
空き地だったところの前の道は封鎖されて、
アスファルトの上に土が敷き詰められています。
この角度からは見えないけど、馬車が通っていました。
別のところには、美しく着飾った紳士淑女が3,40人ぐらい勢ぞろいして
出番を待っているようでした。
別の日に近くを通った時、夫が何の撮影か聞いてくれました。
「Sunset」っていう、トリアノン条約(1920年)の頃のハンガリーを撮った映画だそうです。
映画館で見られるようになるのはまだ数年後だとか。
映画に関わる仕事をしている義弟によると、
この映画は昔みたいにフィルムをハサミで切って編集を行っているので
とても時間がかかるのだそうです。
私の通勤は数日間、遠回りすることになりました…が、
きれいなものを端から見られて大満足!
「わたしってヨーロッパに住んでるんだなぁ、
私の通勤路って映画の撮影に使えるようなところなんだなぁ」
と感激してしまいました。
楽しみ~
(映画のために改築した建物、
そのまま残しておいてほしいなぁ~)