また間が空いてしまいました。
大学です。
覚えているような、いないような…!
一つ一つの景色というより、
あの頃の気持ちがなんとなくよみがえってきました。
一言で言えば「開放感」です。
色々な国の人たちがいる中を
英語もハンガリー語もまだほとんど話せない状態でうろうろしたり
日本人のハンガリー語科の友達とおしゃべりしたり
芝生に寝転んですいかを食べたりした思い出が
何となく思い出されてきました。
水に入って噴水を直しているおじさん。
お疲れ様です!
夏はいい仕事かも。
中に入ってみました。
圧倒される美しさでした。
椅子に座って、15分ぐらいぼーっとしていました。
私は自分の職場の建物もかなり好きですが、
デブレツェン大学は本当に荘厳で美しかったです。
あの頃はこんなところに通っていたのか―、とびっくり。
当時はハンガリーに来たばかりだったから
何もかもがきっと実際以上によいものに見えていたんだろうな、
今回改めて見たら期待外れなんじゃないかな、
という気持ちを少し持ちながら来たのですが、
いやいやとんでもない。
ハンガリーの大学で働くようになって
かえってデブレツェン大学のすばらしさに気づくことができた気がします。
図書室にも入らせてもらいました。
こちらもとっても美しかったです。
大学の入り口にあった
サマースクールの受付ブースで
「19年前に通っていたんだけど、
寮って少し見られますか?」と聞いたら
とても喜んで、どこにあるか教えてくれました。
(大学の敷地内にあることは覚えていたのですが、
正確な場所はもう忘れてしまっていました。)
こちらの受付でも事情を説明して
中に入らせてもらいましたが、
もう覚えていることは残念ながら全然ありませんでした。
「19年前だと、その間にかなり大幅に改装されてるよ」と言われたので
そのせいかもしれません。
食堂でお昼を食べて帰りました。
食堂と言っても、あの頃おそらくお世話になったであろう
典型的なハンガリー風食堂ではなく、
おしゃれな感じのお店でした。
私の働くキャンパスにある、Műhelyというカフェみたいな。
(↑いったい誰にわかるんだろう、この説明…)
いやはや、とてもいい経験でした。
デブレツェンに行こうと思い立った時
「19年ぶりってすごいな」って思ったのですが、
今後そういういろいろな「~ぶり」が
どんどん長くなっていくのですね。
不思議。