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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2
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ホモロードカラーチョニファルヴァの結婚式ごっこ

先日は、メリンダという結婚式の時に証人をしてくれた友達と一緒に
ハンガリーのある村についてのイベントを見に行きました。

ホモロードカラーチョニファルヴァ(長い…)という名前の、住民500人の村で、
10年前から、伝統的な結婚式を子どもが再現する、という催しが行われているのだそうです。
提案者は初め、1905年の村の結婚式の写真を見てそのイベントをすることを思いつき、
farsangスラブ系のカーニバル。ハンガリーでは仮装などもする)の時なら
なんでもありだから、いっちょやってみよう!と、子ども達を呼んで、やってみたのだそうです。
すると、それが大成功で、村じゅうの人が集まり、
子ども達も「来年は僕がお婿さんをやりたい!」「私がお嫁さん!」と言い出し、
それから毎年、続いているのだとか。

今回はブダペストの8区にある公民館のようなところの舞台で
そんな「結婚式ごっこ」を再現してくれたのでした。
もともとは「2,3人が来てお話をしてくれたらいい」という話だったそうだけど、
「それじゃいかん」と、50人でバスに乗ってやってきたとのこと。
客席も満席でしたが舞台も満員。大変にぎやかでした。





参加者全員が、結婚式に出されるごちそうの
味見をさせてもらいました。
キャベツを練り込んで焼いたパンと、
水牛のチーズと、
óriás kifliと呼ばれるケーキ。
(óriásは「巨大な」という意味で
kifliは一般的にもよく食べられる三日月形のパンですが、
大きな三日月形のパンというわけではなく、
発酵した時にとてもよく膨らむことからその名がついたそうです。)
どれもなんとも素朴なお味で、とってもおいしかったです!
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ハンガリー語がわかる方には、このサイトがとてもわかりやすいです。

一番すてきだなと思ったのは、
発案者が声をかけた後、すべて村の人の協力で自発的に進んで、それが恒例化したということ。
どうしたらそんなすてきなことになるんだろう~、うらやましい!


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by pitypang2 | 2017-11-17 01:26 | ハンガリーのこと | Comments(0)