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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2
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スピコン成功裏に終了

忙しかったので、またご無沙汰してしまいました。

先週末、3月20日にハンガリーでは日本語スピーチコンテストが行われました。
今年度は実行委員長を務めさせていただいたので、とても大変でしたが
一方で本当に楽しかったです。

日本はこういう状況ですから、コンテストの自粛や延期の話もありました。
私も震災が起きた後はずっと家で落ち込んでいました。(たまたま4連休でよかった)
日常的な幸せがいかにもろいものか、自然の前で人はいかに弱く儚いものか。
これから一体、被災者の人たちはどうやって暮らしていくのか。
どこまで被害は広がるのか。日本は、日本の人たちは、立ち直れるのか。
日本のことばかり考えていてつらかったですが、
反対に、また時間がたったら、こんな風にずっと日本のことを考えなくなってしまう自分がいることも
経験的にわかっていて、それはそれでつらかったです。

だけど、被災していない私達が一緒に落ち込んで、
ハンガリー人に対して「日本は大変で、かわいそうな国」というイメージを作っても、
誰にもいいことはありません。
たまたま自分も家族も知り合いも元気でいられるからこそ、
今元気になれない人たちのために頑張らなくては。
会場では学生達が募金活動をして、10万フォリント以上集めることが出来ました。
開会式前の被災者への黙祷の時間、私は時間を計らなければならなかったので
会場でただ一人(+写真係)、ちゃんと黙祷をささげることが出来ませんでしたが、
あの場にいた方々の深い祈りはきっと届くと思えました。

コンテスト自体は、ハプニングも多々ありましたが、
全体を見れば上出来だったのではないかと思っています。
自分が指導した学生達もみんな本当によく頑張って、
本番のスピーチが今までのどの練習よりも一番よかったです。
(それってとても難しいことですよね。)

とにかく、たくさんの方のご協力のおかげで開催できました。
感謝の気持ちでいっぱいです。


余談ですけど、くん氏の実家にすむ弟がコンピューターに強くて
今回、ポスターやプログラム冊子作りなど手伝ってくれたので
くん氏は昨夜、「お礼に日本料理を送ろうと思う。」と力強く宣言しました。
(ん?日本料理を送る?郵送で??)と思って見ていると、
おもむろにふりかけを出していました。

ふりかけは日本料理って言っていいのか?

引き続き悩んでいるので「あ、こういうのもあるよ」と明太子スパゲッティのソースを出してやると
「いや、あいつはまだ高校生だから、もっとはっきりした料理のほうがいいと思う」
とのこと。

ふりかけは一体どの辺が「はっきりした料理」なのか?

なぞは深まるばかりでした。
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by pitypang2 | 2011-03-22 21:46 | 日本語教師のこと | Comments(0)