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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2

木苺ウォッカの夜、そして大学とすみれ

先日は学生たちの飲み会があり、ちょっとだけ参加してきました。
行くと、20人ほどの学生の前には、
いちご味の氷みつのような液体がずらりと並んでいました。
大学時代、硬派な体育会系クラブに所属していた私には
およそ信じられない光景です。

「きみ、それは何かね?」
「はっ、木苺ウォッカです」
「け、けしからん!硬派な大学生はビールだろう!」
「はっ・・・しかし・・・割引中なのです」
「なぬ!?」

・・・私も木苺ウォッカを飲みました。おいしかった。
(上の会話はかなり誇張して翻訳してあります。)

次の日、大学で。
木苺ウォッカの夜、そして大学とすみれ_a0130093_0324032.jpg

大学の構内にはいくつかの建物がありますが、
正面に見えるこれはシュテインドル・イムレ(Steindl Imre)の設計らしい。
最近になって、壁にそう書かれているのを発見しました。
ハンガリーの国会議事堂の設計をした人です。

木苺ウォッカの夜、そして大学とすみれ_a0130093_0412284.jpg

今、構内にはすみれがたくさん咲いています。
首都の中心街で感じる春。
私はこの大学が大好きなのです。
Commented by ゆみてん at 2013-04-21 23:17 x
「1930年代初頭のハンガリーの写真」よりELTEの校舎の写真に胸きゅんですぅ。ブダペストの大学生にも軟弱な飲み物が蔓延りつつあるようで残念です。日本のゼミでは「乾杯はビール、酒とは日本酒のことである」と言い聞かせています。
Commented by pitypang2 at 2013-04-22 18:04
毒々しいピンクの液体がずらっとテーブルに並んだ様子はなかなか圧巻でした。しかもみんな、可愛いパステルカラーのストローで飲んでいました。先生がいらしたら、パーリンカを人数分お盆に載せて持ってきちゃうでしょうね(笑)
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by pitypang2 | 2013-04-21 00:46 | Comments(2)