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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2

合宿!

今年も大学の合宿があって、2泊3日で行ってきました。
今までは日本学科、韓国学科、中国学科、チベット学科、モンゴル学科の学生たちが
企画・運営・参加するイベントだったのですが、
今回から拡大してアラブ学科、トルコ学科、エジプト学科なども加わっていました。

行きの電車の表示。
未来旅行か(笑)

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合宿中は、教員や学生が発表をしたり、
グループ対抗のゲームをしたり。

私は今年は、日本学科(専攻)30周年シンポで発表した卒業生調査を
もう一度発表させてもらいました。
統計も分析も何もなく、ひたすら誰が何をしているかを並べたものなので、
興味を持ってもらえるかどうか少し不安でもありましたが、
多くの人は目をキラキラさせて
とてもいい表情をして聞いてくれていたように思います。
だって、私だって聞きたいもん!
中国学科やアラブ学科の人たちが卒業後いったいどんなことに学んだ知識を生かしているのか!

ほかには、ヨルダン留学や、韓国でのファームステイ経験や、
インド旅行や、日本留学に関する学生たちの発表もあり、
とても興味深かったです。
もちろん、同僚の先生たちによる専門的な話も聞けて、貴重な体験でした。

今年一番きつかったのは、泊まった部屋が恐ろしく寒かったことでした。
同じ部屋で泊まるはずだった同僚は風邪気味なのと忙しいのとで
自分の発表の後は帰ってしまったので、
私は部屋中の布団をかけて寝ていましたが(掛け布団3枚、毛布4枚)、
それでも寒さのために2回ほど目が覚めました。
布団が重くて寝返りなんて絶対うてないし笑

と、いうわけで、
寒さを我慢している学生たちには申し訳ないけど
(そんなに寒いとも思っていないみたいだったし)
私も自分の発表の後は帰らせてもらおう、と思ったのです。

車で来ていた同僚に、駅まで送ってもらいました。
すると、

・その同僚の車の時計が30分遅れていた
(2017年が2036年になっているというほどの規模ではないけれども、
こちらの方が重大な問題)

・ナビに使っていたGoogleさんの示した地図が最寄りの大きい駅ではなく
少し離れた小さい駅を指していて、電車はそこにはそもそも止まらなかった

というハプニングが起き、電車はつかまらなかったのです。
次の電車は1時間後だったので、大人しく帰ってもう一泊することにしました。
宿泊施設ですでにみんなに別れを告げたのに笑笑

それで、もったいないから同僚が少し遠回りしてくれました。
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今回の宿泊施設があったエステルゴムは
ハンガリー最大の大聖堂があるところです。
橋の上は凍ってつるっつる。

エステルゴムはハンガリーの北、国境のすぐ近くの町なので、
”外国旅行”にも連れて行ってくれました。
橋を渡ればもうスロバキアなのです。
通貨も言葉も違います。(ハンガリー語が通じますが)

この写真はハンガリーへの帰り道で撮ったもので、大聖堂が見えます。
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スロバキアで開いているスーパーを見つけて、Tatrateaというスロバキアのお酒を買いました。
タトラ山脈のお水と紅茶と柏の木と薬草やハーブで作られているそうです。
お土産に持って帰って、みんなで飲みました。おいしくて飲みすぎました…

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右のがTatratea(見ればわかりますが)。
左のは発表者が全員、発表の後でもらったワインです。
こういう心遣いって嬉しいですね。

こんな建物に泊まっていました。
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今回もいろいろな人とじっくり話すことができて、とてもよかったです。
二日酔いの状態で車で送ってもらい、車酔いになってしまったのが残念。



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by pitypang2 | 2017-01-30 07:26 | 日本語教師のこと | Comments(0)