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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2
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役割語

役割語というものにとても興味があって、一時期は大変つたないながらも調査して発表したり論文書いたりしていました。
今は、日本語教育の中でも言語学ではなくて教育学の方にいってしまったので、積極的に調査などはしていませんが、学生たちにもよく興味を持たれるテーマなので、昔発表したものを授業などで見せたりすることが時々あります。

2015年夏、とあるシンポジウムで、憧れの言語学の先生である定延先生が、役割語の神様である金水先生と私をつなげてくださいました!そして直接連絡を取り合い、調査プロジェクトにも入れていただくことに。(はわわ)


なんともラッキーなことに、私もその昔、調査をしてみた時に使った素材が、金水先生が今使っていらっしゃるのと同じ、村上春樹の『海辺のカフカ』だったのです。なので、当時の調査結果を恥ずかしげもなくお送りしたりして。

でも、私は今は上記のように日本語教育学の方で博論を書いている(というか書いていないというか、あんまり進んでいないけど書いていると言っておく)ので、それ以来、特に何もできずにおりました。

そこへ昨日、金水先生から『村上春樹翻訳調査プロジェクト報告書 (1)』が掲載されたというご連絡が届きました。わざわざ教えていただけるなんて大感激でした。

https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/cate_browse/?lang=0&codeno=journal&schemaid=3000&catecode=200010310500
(真ん中より少し下ぐらいにあります)

金水先生も定延先生も、本当にすごい先生たちなのに、びっくりするほど丁寧で腰が低く、こんな無名の私にもこんなに親切でいらっしゃるのです。あー、そういう人になりたい。

金水先生はこちらの件でも有名でいらっしゃいます。


最近、「大人になる」というのは、「こんな大人になりたい」と後続の人たちに思わせるような人になる(なろうとする)ことなのではないか、と思う私です。いろんなことはさておき(笑)、少なくとも仕事の面では「こんな大人になりたい」と思わせる人に私もなりたいなぁ~
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夜明け前。


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by pitypang2 | 2018-04-22 04:35 | 日本語教師のこと | Comments(0)