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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2
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東大のサマープログラム

ハンガリーに戻ってきて、
もう4日が経ってしまいました。

最後の10日間は
前にも書いた東大のサマープログラムで
日本語の授業を担当させていただきました。

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こんなポスターが
東大のあちこちに貼ってあったので、
とても嬉しい気持ちになってしまいました。
うふうふ。

日本語のクラスについては、
参加者が二つのクラスに分けてあり、
そのうちの一クラスが私のクラスでした。
ハンガリー人1人と
フィンランド人3人と
日本人が5人。
大変だったのはそのレベル差で、
もうひとつのクラスは
今回の参加者の大多数を占めた
初級修了ぐらいのレベルの人だけを
集めてあったのですが、
私のところはその上と下を集めた感じだったので、
ふたを開けてみると
下はひらがなをまだ完ぺきに覚えていない人から
上はハーフで日本語は母語話者レベルの人までという
差の開きよう。
(上と下を集めてあるというのは知っていたのですが…
参加者とコンタクトをとって、
事前調査をしておくべきだった)
私にとっては非常にチャレンジングなクラスでした。
でも、どうにか楽しんで
参加してもらえたように思います。
プログラムの間、参加者たちは
全員日記を書いていたのですが、
そこに書かれているみんなの感想にも
とても嬉しいものがいくつかありました。
レベル差は大きかったし、
母語話者も大勢参加していたけど、
「私教える人、あなた教わる人」という
固定化された上下関係のようなものが
できないように気をつけました。
それは達成できていたように思っています。

教室の写真は公開してはいけないのだそうで、
学習風景をお見せすることができないのですが、
みんな、日本語の授業も、
講義の聴講も、グループ活動も、発表も、
本当に一生懸命参加していました。
特に東大生たちについては、
きっといつでもどこでも
トップを走ってきただろうに
皆さん個性はいろいろあるものの
一様に謙虚で素直で努力家で、
「ああ、こういう人だからこそトップなのか」と
思わされました。

そしてみんな、明るくてノリがいい。

私はいつも結構疲れていましたが、
放課後、遊びに誘われると、
ついついのってしまいました。
でも、一回も後悔はしませんでした。

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バレーボールをしたり、

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「だるまさんがころんだ」をしたり。

東大生たちと全力で
「だるまさんがころんだ」をする日が来るなんて
夢にも思わなかったな。(-_-)しみじみ

観光に行った日もありました。

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浅草。
自分の大学の学生たちと回って、
彼女たちが喜ぶ姿を見られたのがよかったです。


プログラム中、東京では
参加者たちはみんな(東大生も含めて)
代々木オリンピックセンターに泊まっていました。

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これは私が泊っていた棟の
最上階のレストランからの風景。
(朝ご飯を食べに行きました。)


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山中湖にある東大の寮でも
2泊しました。
ホテルみたいにきれいな寮でした。
古くからある寮だけど
まだ改装されて間もなく、
また、一部屋だけ、
古い部屋が残されているのだそうです。
東大の寮って、
きっと有名な人たちも泊ったんだろうなぁ。
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最後の夜は代々木公園で
飲んだりしゃべったり。
私は翌日ハンガリーに発つことになっていて、
朝6時半に宿泊所を出なければならなかったので、
長居はしませんでしたが、
とても楽しかったです。
あんまり人に気づかれないまま
おいとましようとしたら
歩いている途中で
「内川先生~~~!!!」って
駆け寄ってきてくれた学生がいて、
私も駆け寄ってハグをして、
それから黙って微笑み合って
握手をして別れました 笑
そして、ちょっと遠くからこっちを見ながら
わーわー言っている学生たちに
「みなさんお元気でー!!」と
ぶんぶん手を振ってさよならしました。
「なんだこれ」と混乱してしまうほど
幸せな締めくくり。
一つのことが終わった達成感と
喜びをかみしめながら帰路に着きました。

次回への反省。
最終日の翌日早朝に
帰国しようとしないこと。




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by pitypang2 | 2018-08-29 07:09 | 日本語教師のこと | Comments(0)