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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2

「研究者たちの夜」

昨日と今日は
ほとんど用事のない土日で、
うちでゆっくり仕事をしています。
幸せ。
やるべきことがストレスなく捗るというのは
いいもんです。

「研究者たちの夜」_a0130093_18143947.jpg
先週の金曜日には
「研究者たちの夜」という名前のイベントがあって
ハンガリー中の各大学の各学科で
一般向けの講演が行われました。
どこの大学でも
並行してたくさんの講演があるので、
参加者はプログラムを見ながら
いろいろな大学のいろいろな学科を渡り歩いて
少しずつ興味がある話を聞けるような感じです。
夕方から始まって
夜遅くまで行われています。



今調べたら、EU全体で
毎年9月の最終金曜日に
行われているもので、
ハンガリーではすでに2006年からあるみたい。
全然知らなかった(笑)
私は今年初めて参加しました。
2006年といえば私がここの大学で
働き始めた年ですわ。

ご覧の通り、小さな部屋は
あっという間に満員御礼になり、
廊下にもいくつか椅子が並べられました。

本当にすてきなイベントだと思うし、
こういうのに参加する人が
たくさんいるということも
ヨーロッパの文化的水準の高さを感じさせて
とてもいいですよね。
老若男女問わず
様々な方がいらしている感じがしました。

私は今回は
同僚たち全員の話を聞いて帰るぞ!
というつもりだったのですが、
その日はたまたま授業の間の休み時間も
全部何か用事があって
バタバタとして休む間もなく、
疲れていたので、
二つぐらい、ちょっと聞いて、
帰ってしまいました。
でも、どちらもとっても
興味深かったです。
(日本の薬の文化のお話と、
鎖国後の開国がどのように起こったかというお話を
聞きました。)

来年こそは全部聞くぞ!


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by pitypang2 | 2018-09-30 18:35 | 日常生活のこと | Comments(0)