これは別の日に撮ったけど、大学のすみれ。
(毎年撮ってるなぁ)
この後は、二人の好きなカフェに到着。
ケーキを食べろと言われましたが、
朝食でお腹がいっぱいで食べられず。
母に電話しろということで夫は自分の電話でかけてくれましたが、
母の電話番号が間違っていて、
知らない人に「あ、お母さん?お母さん?」と
呼び掛けてしまうという事件が起こりました。
その後、夫はジュエリーやさんに連れて行ってくれて、
指輪を新調してくれました。
その後、連れて行かれたのは、エステ併設のスパ。
1時ごろ入って水着を渡されて、
「5時半ごろになったら、出て、デアーク広場のスタバに来て」と。
私は全然わけがわからないまま水着に着替え、
スタッフの方に通されたろうそくの火が揺れる薄暗い空間で
色々なお茶を一人で試し飲みしながら
きょろきょろドキドキと何が起こるのか待っていました。
私以外には一組のカップルしかいなかったのですが、
そのカップルが15分後ぐらいに呼ばれ、私は一人になりました。
とりあえず、誰かが呼びに来ることになっている、ということがわかったため、
やや安心したような、一人で余計に不安なような気持ちで待っていると、
案の定、一人の女性が呼びに来ました。
それで、迷路のように思える空間をあちこち進んで
たどり着いたところにはベッドがあり、
自分はこれからボディーマッサージを受けるということがわかりました。
でも、お茶を試飲しまくってしまっていたため、
私は近々トイレに行きたくなるような気がしていました。
「これは何分ぐらいかかるんですか?」と聞くと、30分くらいとのこと。
それで、勇気を出して「トイレに行っておいた方がいいと思う」と伝え、
また迷路のように思える空間をあちこち進んで元の場所に連れて行ってもらい、
用を済ませて、またマッサージ室に連れて行ってもらいました。やれやれ。
ボディーマッサージはココナッツオイルと塩を混ぜたスクラブで
とっても気持ちがよかったです。
その後はまた、お茶がある部屋で待つように指示があり、
私は少し心の余裕が出てきたので
今度はおかしも全種類、試食しました。
しばらくすると、また同じ女の人が呼びに来て、
全然別の迷路を進んで、全然別の部屋に通されました。
今度はフェイシャルマッサージのようです。
これまた、とっても気持ちがよかったです。
と言っても、半分以上は熟睡してしまったので、覚えていないのですが…
そして今度は、少し長い休憩になるということで、
スパに入ることを勧められていました。
更衣室に行って、自分のカギ番号のロッカーにタオルとガウンを入れて閉めました。
自動で閉まるロッカーです。
閉まった後、一応試しに自分のカギで開けてみようとしたら、
なんとカギは開きませんでした。
おう・・・
そこには誰もいなかったので、とりあえずスパに行きました。
問題はできるだけ先延ばしにするタイプです。
スパには死海のように濃い塩水でぷかぷか浮けるお風呂もあったし、
いろいろなお風呂があって、一人で楽しみました。
今でも謎のままなのは、鍵を持っているのが私だけだったことです。
手首に巻けるタイプなどでもないので、ずっとカギを握りしめたまま
お風呂に入っていました。
また、リラックス効果を狙っているためか、どこにも時計がなかったので、
一体どれくらい自分がお風呂に入っているのかわからず、ちょっと焦りました。
しばらくして、スタッフの方を見つけた時、
急いで駆け寄って(滑りやすいのでよちよちしながら)、
ロッカーのカギが開かなくなったことを必死で訴えました。
また、この後、ネイルサロンに呼ばれることになっているはずだが、
まだ待っていていいのか、ということも聞きました。
しばらくして、タオルとガウンを持ってきてくれました。
ネイルサロンについては、私はとっくに行くべきだったということがわかりました。
おう・・・
急いで出て、ガウンを羽織り、ネイルサロンに連れて行ってもらいました。
あまり愛想のないお姉さんに
「どんなネイルなの?ジェル?普通の?色は?」といろいろ聞かれましたが
ネイルサロンに全然行ったことがないため、仕組みがわからず、
埒のあかない返答や質問をくりかえしていると、
「あなた、何しに来たの?」と至極当然なことを聞かれました。
それで「夫のサプライズだったの」と言うと、納得されました。
私はそのスパで、ただでさえ緊張している状態だったのに、
スタッフの方々がみんな流暢な英語で話しかけてくれていたのをきっかけに
「ここは全部がんばって英語で話すようにしよう。練習しよう。」と心に決めていました。
それでよけいに緊張していました。
その愛想のないお姉さんは英語が得意じゃないということだったので
「実は私、ハンガリー語の方ができるの!」と言ってハンガリー語に切り替えました。
やっとホッとしました。(最初から無理しなければよかった)
ネイルをやってもらったら、ちょうど5時半でした。
急いで服を着て、スパを出ました。
つづく。