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ハンガリーてくてく日誌2

ブダペストの大学で日本語を教えたり、ハンガリーの絵本を翻訳したりしています。指の間からどんどんこぼれ落ちていってしまうような毎日を、少しでも書き留められたらいいなぁ。


by pitypang2
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マルタ③ 研修のこと

今日はマルタで行った研修のことを書きます。

どうしてこの研修に申し込んだかと言うと、
ハンガリー人の日本語教師の先生に
こういうのがあるよって教えてもらったからです。
ヨーロッパにはエラスムス計画という
学生や教員の流動化の促進を目指すプログラムがあって、
その一つに申し込みました。
いくつか行ける国・行ける研修があって、選べます。
研修費だけではなく、交通費・滞在費も含めて計算され、
その合計金額がボンッと口座に振り込まれます。
私はホームステイ先にバス・トイレが個別に使えるところを選んだり
一番安い航空券は買えなかったりしたので
多少は足が出ましたが、
それでも本当にありがたいものでした。

国はイギリスかマルタ島かで迷いましたが、
全然行ったことがないマルタ島にしました。
コースはCLIL(Content and Language Integrated Learning)、
つまり内容と語学を統合した学習についての
教授法のコースに決めました。
(簡単に言うと、例えば数学や科学など、
他の教科を外国語で勉強するような方法です。)
自分の博士論文にも関係あるし、
自分が今やっている授業もCLILみたいなところがあるし、
何より、慣れない英語でこのコースを受けることで
CLILで勉強する学生側の気持ちに立てると思ったからです。
こういう授業はうまくやれば一石二鳥だけど、
受ける方にとっては不安や負担も大きいですものねー。

授業はインタラクティブで、いろいろな活動があって、おもしろかったです。
参加者がみんな先生で、しかもこんなコースに参加しているからには
オープンマインドで先進的な人が多いというのも、よかったです。

5つのC、BICSとCALP、ディクトグロス、ブルーム理論、HOTSとLOTS、スキャフォールディング、評価法、ルーブリック…
いろいろ習いました。
(聞いたことや読んだことがあるものが多かったのが、クラスの中では英語が弱い自分の救いでした。
ディクトグロスは先学期は結構やりましたが、自分がやらされる方になって「こりゃ大変だ~」と思い、
ちょっと簡単な文章を使った方が楽しいな、という結論になりました 笑)

5日間の研修中の2日目ぐらいからグループ活動が始まって、5日目に発表をしました。
「習った理論を使って、CLILの教案を作る」というものです。
グループのメンバーはハンガリー人が二人(!)とチェコ人が一人とイタリア人が一人でした。
(一人のハンガリー人は飛行機の都合で発表の時まで残れず…)
研修参加者の職場が様々だったので、高等教育機関で働く人たちで同じメンバーになりました。

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発表資料の一部。

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発表のためにみんなで作っていた
マインドマップ。

私は授業中は実は
何をしたらいいのかわからない時が結構多くて
グループ活動でも最終的に
どういうものを作るのを目的としているのか
理解するのにずいぶん時間がかかってしまったんだけど(笑)、
絵を描くのは割と得意な方なので
こういう何かを作るって時は結構重宝してもらえます。

別の活動で描いたピカチュウ。

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ちょっと熱心に描きすぎて
ほかの部分に時間が回らなくなったけど。
(いるんだよね、こういう学生…)

授業で使われていた道具。
最初は一人で考えて、
次はペアで、
その後、動いてほかのペアのを観察する時間があって…
ということが多かったです。
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ちゃんとインタラクティブ・ホワイトボードがあるのが羨ましい。
これってすごく便利なんですねー
お金のない弊学にいつ導入されるのかは謎ですが
(教室によってはまだホワイトボードじゃなくて黒板だし)、
どうやって使うのか、前もっていろいろ見せてもらってよかったです。

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by pitypang2 | 2019-06-27 01:58 | 旅行のこと | Comments(0)